新しい機械が色々と増えました。
- 2023.04.03
院長の小出です。
花粉症です…。
症状の悪化に伴い、春を感じる今日この頃です…🌸
さて、昨年から今年にかけて、新しく導入した機器が色々あったのですが、皆さんにご報告が出来ずにいたため、まとめて紹介させていただきます✏️
①動物用ICU(集中治療器)📷
これまでも酸素管理が必要な患者さんは、酸素濃縮器を使った酸素室にて管理を行なってきました。
このICUは酸素だけでなく、温度、湿度などもコントロールし、入院室を最適な状態に保つことができるため、重症例へのより厳格な入院管理が可能となりました。
②高周波手術装置(VIO3 )
外科手術全般において、高周波電流による切開剥離、止血、凝固に対応する装置で、ヒト医療にも使われている高性能なものです。この装置により、手術中の出血など動物の体への負担を最小限に抑えながら、より安全な手術を行うことが可能となりました。
血管の多い脾臓の摘出手術では、シーリング機能により血管の止血が一瞬で終わるため、手術時間が圧倒的に短縮できています。
避妊・去勢手術においても積極的に使用していますが、動物たちにとって負担が少ないことはもちろん、術者の精神的負担も軽減され、オペ時間が短くなることでスタッフの休憩時間の確保にも繋がる、まさにWin-Win-Winな装置です。
③歯科ユニット🦷
これもヒト医療で使用されているもで、スケーリングの需要の高まりに対応していくため、より高性能な機器を導入しました。既に導入した歯科用レントゲンと併せて、正しく評価し、歯科治療を行っていきます。
細々したものは色々ありますが、ざっとこのようなかたちで機器を導入することができました。
知識も機械も、日々アップデートが大切です。
皆さまのお役に立てるよう、当院の役割をしっかり果たしていきたいと思います。
院長 小出