病気の紹介

ワンちゃんの病気について

ワンちゃんの写真

ワンちゃんも人間と同じように様々な病気にかかります。
特に治療しなくても自然に回復する病気もありますが、一刻を争う病気もあります。犬種や年齢によってかかりやすい病気に違いもあります。
当院では、これまでの実績をもとに的確な診断・治療に努めておりますので、ワンちゃんが病気になったときはご相談ください。

なお、受診される際に、過去の検査や治療履歴に関する記録、ワクチン接種証明書、投薬履歴などをお持ちいただくと、スムーズかつ正確な診断ができます。
また、嘔吐や下痢などが見られたときは、スマートフォンなどで写真撮影してお持ちいただけると幸いです。可能な限りで構いませんので、ご協力ください。

※ペットが、病院という慣れない環境に入りますと、ペットは不安と緊張から興奮することがあります。
事故を避けるためにも、リードをつけるか、ケージなどに入れ、しっかり管理していただきますよう、お願いいたします。

ワンちゃんの主な症状

  • 元気がない
  • 食欲がない
  • 吐いている
  • 便がいつもと違う(下痢など)
  • トイレに何度も行く
  • 目ヤニが付いている
  • 涙目になっている
  • くしゃみや咳をしている
  • 普段よりもよだれが垂れている
  • 頭をしきりに振っている
  • 皮膚が荒れてきた、毛が抜けている
  • 体重が減った、逆に増えた
  • 普段よりも息が苦しそう
  • 歩き方がおかしい など

主な病気について

  • フィラリア症
  • 寄生虫(ノミ・ダニ)
  • 外耳炎
  • 皮膚病 など
フィラリア症

フィラリア症は、イヌフィラリアの子虫が蚊を介してワンちゃんに入り込み、成虫となった犬フィラリアが犬の心臓や肺動脈を傷つける病気です。体長15~30センチに成長してミクロフィラリアを産み、心臓や血管内を暴れまわるため、死につながる危険な寄生虫です。特に、小型犬の場合、比較的に短期間で死に至ることもあります。

なお、フィラリア症はきちんと予防すれば防ぐことのできる病気です。毎年、必ず定期的に、予防薬を投与してください。
フィラリア症予防薬として一番よく使用されているのは内服薬であり、月に1回、投与します。
毎月1日、毎月10日といった具合に、覚えやすい日を設定し、忘れずに飲ませるようにしてください。
予防期間は地域ごとに異なりますので、必ず獣医師の指示に従って、きちんと投薬することが大切です。

寄生虫(ノミ・ダニ)

予防医療の寄生虫(ノミ・ダニ)をご覧ください。

外耳炎

外耳炎は、耳に炎症が起こる病気です。耳に細菌などが侵入し、耳の中が腫れてくることもありますし、犬アトピー性皮膚炎や食物アレルギーが原因となっていることもあります。痒みを伴うので、頸の辺りを頻繁に引っかいたり、頭をしきりに振って落ち着きがなくなったりします。
外耳炎になっても、元気に食事することも多いため、飼い主様はあまり重く考えていないことも多いのですが、実際には何度も通院し、薬を飲み続けなければならないケースもあります。
一度外耳炎になると、慢性化・再発しやすくなる場合もありますので、根気よく治療を続けることが大切です。
重度の外耳炎や腫瘍による外耳炎の場合は、外科手術が必要になるケースもあります。

皮膚病

皮膚病は様々な要因によって起こりますが、細菌感染によるものが一番よく見受けられます。
また、犬アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなど、体質的な要因で起こる皮膚病もあります。
ワンちゃんが自分の体を掻きむしっていたり、体毛が異常に抜け落ちている箇所があったりするようなら、皮膚病の可能性がありますので、病院で診てもらいましょう。

ネコちゃんの病気について

ネコちゃんの写真

ネコちゃんの病気の中には、はっきりとした徴候が見られることもありますが、分かりにくいケースも少なくありません。
部屋の隙間に入り込み、ご家族の前にあまり近づいてこないときに、実は体調を崩していることもあります。
皮膚が荒れていたり、便や尿に異常があるときは勿論、何となくいつもと様子が違うと感じられたときも、まずは動物病院を受診し、健康状態に問題が起こっていないかチェックすることをお勧めします。

なお、受診される際に、過去の検査や治療履歴に関する記録、ワクチン証明書、投薬履歴などをお持ちいただくと、スムーズかつ正確な診断ができます。
また、嘔吐や下痢などが見られたときは、スマートフォンなどで写真撮影してお持ちいただけると幸いです。可能な限りで構いませんので、ご協力ください。

※ペットが、病院という慣れない環境に入りますと、ペットは不安と緊張から興奮することがあります。
事故を避けるためにも、リードをつけるか、ケージなどに入れ、しっかり管理していただきますよう、お願いいたします。

ネコちゃんの主な症状

  • 元気がない
  • 目ヤニなどが付いている
  • くしゃみや咳をしている
  • 鳴き声がいつもと違う
  • 大好物の食事にも寄ってこない
  • 吐いたり、気持ち悪そうにしている
  • よく水を飲む
  • しきりに体を掻いている
  • トイレに行く回数が多い
  • 尿や便が出ない
  • 体温が下がっている など

主な病気について

  • 腎不全
  • 膀胱炎
  • 尿石症
  • 糖尿病
  • 甲状腺機能亢進症
  • 外耳炎 など
膀胱炎

膀胱炎は、尿道などから細菌が侵入し、尿をためる膀胱などに炎症を起こしてしまう病気です。
尿石症を併発していることもあります。
主な症状としては、「尿の出方が悪い」、「尿が白く濁っている」、「排泄時に痛がる」、「血尿」などのほか、頻繁にトイレに行ったりして落ち着きが無い様子が見られます。
治療としては、抗生物質を投与し、水分をこまめに補給できるようにしておきます。

尿石症

尿石症は、尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に結石ができる病気です。
結石の大きさは砂粒くらいのごく小さなものから、数cmになるものまで様々です。
尿石症になると、尿の排泄に支障をきたしてしまうので、「トイレに行く回数が増える」、「尿量が少ない」、「トイレでうずくまる」、「尿をするときに痛がる」、「血尿」、「トイレ以外の場所で粗相をする」、「落ち着きが無くなる」などの症状が現れます。
なかでも一番注意が必要なのは『尿が出ない』ことです。
石が詰まってしまい尿が出なくなると、2〜3日で命に関わるほど体調が悪くなることもあります。
トイレに行く回数が多くなった場合は、トイレに行っても尿が出ていない場合もありますのでよく注意してください。

甲状腺機能亢進症

甲状腺機能亢進症は、喉のあたりにある甲状腺という臓器から甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気です。
ネコちゃんの場合も、人間と同じように、年をとるにつれて様々な病気のリスクが高くなります。
甲状腺機能亢進になると、体重の減少、多飲多尿、行動の変化などが見られるようになります。
特に、7~8歳を過ぎた頃から甲状腺機能亢進症となるケースが増えていくので、動物病院で定期健診を受けることをお勧めいたします。

糖尿病

糖尿病の症状で多いのは『多飲(よく水を飲む)』、『多尿(尿が多い)』、『多食(よく食べる)』です。
一見するとよく食べているので健康そうに思われがちですが、糖尿病の場合、食べていても体重が減ってきます。
症状によっては意識レベルが低下する場合もあり、命の危険になりうる病気でもあります。
急に尿の量が増えた、よく食べているのに体重が減った気がする等の症状がありましたら1度動物病院をご受診ください。

避妊・去勢

避妊・去勢のイメージ写真

避妊・去勢手術は、もともとは望まれない妊娠によって不幸な動物が生まれないようにする目的で行われていました。
具体的には、オスでは精巣摘出、メスは卵巣摘出または子宮卵巣摘出術を行います。これにより永久的に妊娠することが出来なくなります。

疾病の予防の観点からも

最近では、従来の「望まれない妊娠を避けること」よりも、将来的に起こり得る疾患を予防して寿命を延ばすことを目的に手術を行う場合が多いと思われます。

予防が期待できる病気の一例

最近では、従来の「望まれない妊娠を避けること」よりも、将来的に起こり得る疾患を予防して寿命を延ばすことを目的に手術を行う場合が多いと思われます。

男の子

  • 精巣腫瘍
  • 前立腺肥大
  • 肛門周囲腺腫
  • 会陰ヘルニア

女の子

  • 子宮蓄膿症
  • 乳腺腫瘍

また、避妊・去勢手術を施すことにより、性ホルモンによって誘発される発情徴候(出血、異常な鳴き声など)、スプレー(所構わず尿をかけてしまう行動)、攻撃性およびマウンティング(雌猫の後ろにおおいかぶさる行動)などの問題行動を防止する効果も見込めます。

こうした点を踏まえ、ご家族と十分に話し合ったうえで受診し、動物病院の獣医師にご相談ください。

予防医療

予防医療のイメージ写真

感染症の原因となる細菌やウイルスの病原性を弱めたり、無毒化することによってつくられたワクチンを接種すると免疫ができます。
これにより、特定の病気に罹らなくなったり、罹っても重症化しなくなる効果が得られます。
定期的なワクチン接種をしっかりと行い、感染症からペットを守るようにしましょう。

犬・猫用の主なワクチン

犬用ワクチン

  • 狂犬病(接種の義務あり)
  • ジステンパー
  • 犬コロナウイルス感染症
  • レプトスピラ症
  • パルボウイルス感染症
  • 犬パラインフルエンザ
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬アデノウイルス2型感染症 など

猫用ワクチン

  • 猫汎白血球減少症
  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫白血球ウイルス感染症
  • クラミジア感染症 など

ノミについて

ノミは犬や猫に最も一般的にみられる寄生虫の一種です体表に寄生し、血を吸って生きています。
ライフサイクルは成虫(吸血)→卵→幼虫→さなぎ→成虫をたどります。
気温や湿度によってもかわりますが、夏場では2〜3週間で卵から成虫にまで成長します。
ノミの成虫は犬や猫に寄生しますが、ノミの卵や糞は動物から落下し、環境中(カーペット、家具の下など)で成長します。
また、動物の体にノミが5匹いたら、その周囲の環境には95匹いると考えてください。

ノミに関連する病気

  • ノミの吸血による貧血
  • 条虫症
  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 猫ひっかき病
ノミの吸血による貧血

ノミに大量に寄生されると、吸血されることにより貧血になる場合があります。
重度の貧血になると衰弱し、亡くなってしまう可能性もあります。

条虫症(主に瓜実条虫)

ノミの幼虫が瓜実条虫の卵を食べると、そのノミの体内で瓜実条虫も成長します。
ワンちゃんやネコちゃんがグルーミング等で、ノミの成虫を食べてしまうと、瓜実条虫が小腸に寄生し、下痢・嘔吐症状をきたします。

ノミアレルギー性皮膚炎

ノミによる吸血が長く続くと、ワンちゃんやネコちゃんはアレルギー状態になり、アレルギー性の皮膚炎を引き起こします。
一度この感作状態になると、それ以後は、わずかなノミの吸血でも皮膚炎に悩まされ、激しい痒みや湿疹、脱毛などが引き起こされます。
ごく弱い刺激でも症状に悪影響が及ぶため、治りかけては悪化するという状態が繰り返されることにもなります。
ノミアレルギー性皮膚炎になると、完治には時間がかかりますので、このような事態に陥る前に治療を始めることが大切です。

猫ひっかき病(※ヒトの病気です)

ヒトが猫から受傷後、1〜3週間ほどでリンパ節の腫脹、丘疹、水疱などがみられることがあります。

ダニについて

寄生虫で一般的に問題になるダニはマダニです。マダニは、草むらなどに潜んでおり、散歩などの際に犬や猫の体にくっついて、血を吸い始めます。
顔や耳など、皮膚が薄くて軟らかい部分を好み、多くはそこに寄生します。
1度寄生するとマダニは接着剤の働きをするセメント様物質を注入し口を固定します。
これを取り除くのは容易ではありません。マダニは寄生すると数日間は離れません。特に長野はマダニが多いので、外で散歩をする機会が多い方はご注意ください。

ダニによる症状

  • SFTS
  • ライム病
  • ダニ媒介性脳炎 など
SFTS(重症熱性血小板減少症症候群)

マダニを介してヒトや動物にも感染する疾患で、発症動物からヒトへの感染も報告されています。
近年、弱っている外猫を病院に連れていこうとした女性が噛まれ、SFTSを発症して亡くなってしまった報告がニュースになりました。

ヒトでのSFTSの症状は発熱、消化器症状(嘔吐や下痢)を主徴とし、時に、頭痛、筋肉痛、神経症状、リンパ節腫脹、出血傾向などを伴います。
血液検査では血小板の減少、肝酵素の上昇がみられます。致死率は10〜30%。
イヌ、ネコでは特にネコで致死率が約60%と非常に高く、症状として黄疸が多いことが特徴です。

ノミ・ダニの予防法

ノミやマダニの駆除・予防策には、いくつもの効果的な方法が知られています。
駆除剤のタイプによって効果に違いがありますので、獣医師に相談のうえ、ご自身のペットに適した方法を選んでください。

また、ノミが寄生してしまっていた場合、卵やサナギが落ちている可能性がありますので、部屋は念入りに掃除することが大切です。

ペットホテル・お預かり

ペットホテルのイメージ写真

当院では、飼い主様がご旅行や出張などでペット(犬または猫)の世話が出来ないときに、ペットをお預かりするサービスを提供しております。
どうしても一緒に連れていけないようなときは、お気軽にご相談ください。

  • お預け、お迎えは原則として診療時間内にお願いします。
  • 混合ワクチン、狂犬病ワクチン、ノミ・ダニ予防が済んでいない場合はご利用いただけません。

このようなときはご利用ください

  • 急な用事が入った
  • 長期の旅行でペットを連れていけない
  • 犬が入れないお店に行く用事がある
  • 家に来客があるので、しばらく預けたい など

お預かり中にペットの体調が変化したときは

ペットをお預かりしている際には、獣医師と動物看護師が十分な体調管理を心がけて対応いたします。
しかし、ペットにとっては不慣れな環境での宿泊となりますので、ときには体調を崩してしまうこともあります。

そのようなときは、必要に応じて適宜治療をさせて頂きますので、お含みおきください(その際には別途治療費がかかります)。
なお、ペットの持病、事前の体調不良、ペットの習癖、お世話をする際の留意点などがありましたら、必ず事前にお知らせください。

ペットホテルの料金

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